今日の出来事
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日CSでやってて偶然観た映画「めぐりあう時間たち」。
2002年のアメリカ作品です。 時代の異なる3人の女性の一日を描き、その3人は「ダロウェイ夫人」という小説で繋がっている、というもの。 観始めたところが、ジュリアン・ムーアが家族で夕食を食べているシーン。 裕福な家庭の奥様で、その日は夫の誕生日らしく、夫が「君は素晴らしい」とか言って褒めまくる。 なのに妻は浮かない顔。 夜ベッドに誘う夫に対して、「歯を磨いてるから、ちょっと待ってて」と言いつつ全く行こうとしない妻。 この妻は夫を嫌ってるんだと分かった。 表面上は全くそんな素振りも見せないから、夫はそんな事には気付く筈もない。 それどころか、料理も家事もしっかりこなす、さらに美しい、とくれば夫は大満足でこれ以上望むものはないわけです。 しかし、しかーし! 妻自身はそんな「完璧な妻」を演じることに疲れ、その翌日に家を出るんです。 このあたりの時代背景は、この前観た「レボリュショナリーロード」とかぶる。 50年代のアメリカ。 ジュリアン・ムーアは自分の感情を押し殺し、完璧な妻をギリギリまで演じてきたが、演じるのに疲れ家を出る。 ケイト・ウィンスレットは平凡な家庭に収まるのをよしとせず、夫も巻き込んで海外移住をしようと目論むが失敗に終わり、最後に自虐行為により死んでしまう。 どっちもどっちやけど、可哀相なのは子供たち。 「レボリュショナリーロード」のその後は分からないが、ジュリアン・ムーアの捨てた幼い息子は、その何十年後かに有名な作家になってるんだけど、エイズに侵されてて、最後は自殺してしまう。 このエピソードに出てるのがメリル・ストリープ。 その息子と恋人だったようなんだけど、今は女性パートナーと住んでいて、二人の間に人工授精で作った子供もいる。 時間を一番遡って描かれるのは「ダロウェイ夫人」の作者、バージニア・ウルフの話。 メリル・ストリープ、ジュリアン・ムーアと続いたら、次も大女優が演じてないとおかしいんやけど、この話の女優に見覚えがない。 誰やったけー?としばらく考えても分からない。 ネットで調べたら、なんとニコール・キッドマンでした! 鼻を特殊メイクしてたから、さっぱり分からなかった。 しかもこれでアカデミー主演女優賞取ってたみたい。 にコールキッドマンって、ほんまの顔も特殊メイク、っつっか整形っぽく見えてしまうけど(^^;鼻高すぎで。 ちなみに最後にジュリアン・ムーアも特殊メイク、老けメイクで出てきます。 すごい技術。これはさすがハリウッドではないだろーか。 こうやって映画を観たりしてると、夫婦って難しいんだなぁ、と最近よく思うのです。 そこで私の理想の夫婦は・・・三浦友和・百恵夫妻! リアルタイムで映画やテレビを観てた頃、この二人が本当にカップルだったらいいな~と思ってたら、本当にその通りになりました。 「百恵ちゃん」は芸能界を引退して、今の今まで表に全く出て来ない。 「友和さん」は、結婚当初はさすがに「山口百恵の夫」というプレッシャーに押し潰されそうになり焦ったりもしたそうですが、今は存在感のある俳優として確固たる地位を築いてる。 友和さんが語ったところによると、今まで一度も喧嘩をしたことがないんだって! お互いに偉いよね。 一度辞める、と言っておきながら戻ってくる人がほとんどの芸能界で、百恵ちゃんみたいな人は他にいません。 芯が強い、それこそ「ブレない」。 すごいわぁ。 PR |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[02/24 イガラシ]
[07/04 かとりーぬ・どんぶりばち]
[07/01 HIROKO]
[06/29 かとりーぬ・どんぶりばち]
[06/23 かとりーぬ・どんぶりばち]
最新TB
プロフィール
HN:
HIROKO
年齢:
62
性別:
女性
誕生日:
1962/08/08
趣味:
映画鑑賞、語学、その他
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
|