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昨日、BS・TBSでやってた昔のドラマ。
「黒い画集・坂道の家」。1991年の作品。
松本清張原作で、主演は黒木瞳といかりや長介。

私はこれリアルタイムで見てた。
なんかすごい覚えてる。
それほどインパクトがあったんだと思う。

ケチで真面目な商店のオヤジが、若いホステスに溺れて身の破滅に至るハナシ。
舞台は昭和30年代。天皇のご成婚のころ。
その頃はTVや洗濯機なんて庶民にとっては夢のまた夢…なのに、このアホオヤジは
ホステスにそれらを買い与え、家まで買い与え、貢ぐ、貢ぐ。

舌っ足らずのしゃべり方で嘘ばかりつく黒木瞳の魔性の女ぶりがすごい!
それにコロッと騙されて、嫉妬で狂気じみていく冴えないオヤジのいかりや長介もすごい!

ホステスはオヤジのことは好きでも何でもなかった、と後にカミングアウトするのだが、
それにしては芝居が込み入ってたりする。
自分の部屋にいた若い恋人のことを「弟よ」などとしゃあしゃあと言ったり、
男が「弟」ではないことがバレたら「私はあいつに脅されてたの」と言ったり…
すご~くはかなげに見せておいて実は…いや~女は怖い!

先週見た映画は「カルメン3D」。
イギリスで上演されてたオペラ・カルメンを3Dで撮影したもの。
料金は割引なしの3000円!たかっ!
でも、イギリス行ってオペラ観ること考えたら安いもんです。

今まで観た3Dは、なぜこれを3Dにする???みたいな作品ばかりだったんやけど、
この作品に関しては、多いに3Dの価値あり!
3Dにすることで、舞台の奥行きが体感出来るのはすごい!

カルメンも先ほどのドラマと同様、真面目な男が女によって破滅の道を辿るんですねえ。
いかりや長介は黒木瞳に殺されるんだけど、ドン・ホセはカルメンを殺す。
どちらにも共通するのは、男の嫉妬。
男の嫉妬はほんま醜い。

時を同じくして、似たようなハナシを観てしまった訳だけど、古今東西人間のやることって
そうそう大差ないんだよね。

殺されようと殺そうと、そこまで情熱を持てたことはいいんではないか?
ちょっとうらやましくなる。


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