鏡よ鏡

母の電話を無視し続けている。

昨年度は母のヘルパーになり切って頑張った私でしたが、限界が来たようです。

やはり私はヘルパーにはなれませんでした、無理でした。

私の頑張りを認めたらしい（？）母は、タダのヘルパーとして使いまくるつもりだったようですが…

そのアテがはずれて怒り心頭。

でも私はプロのヘルパーさんではありません！

自分がここで書いたこと読み返してると、私は１年前に母が「人格障害」って分かってて、一生治らんから上手く対応していこう！と意思表示してました。

それで自分では上手くやっていっているつもりだったんだけどね～。

諦めたつもりが、諦め切れてなかったんだろう。

「母もいつかまともな人になってくれる」って期待してたんだよね。無理なのに。

義母が認知なのを、義父も諦め切れずに「いつかは治ってくれる」って期待して、裏切られて疲れてる。なんか私の立場と似てる。

愛情が満たされてない母親は、娘が幸せになるのを許さないんだって。

娘の幸せになっている姿を見て、母親は「般若」になるんだって((((；ﾟДﾟ))))

母は今「般若」もしくは「鬼婆」です。ほんまリアルにコワイ。

昨日、叔母（母の妹で母と長らく断絶関係。）にその話をしたら、私に嫉妬しているからや、って言われた。

母が、私と娘のツーショット写真を本人の許可なく無断で（！）年賀状にしておりました。

その年賀状を叔母にも送ったようで・・・（断絶してるくせにハガキは送ったようだ）

その写真の私が叔母によると、「ほんまに綺麗で、キラキラ輝いていた」そうだ(^^ゞえへ

「これを見たら、自分の醜い姿と比較してしまって、すごく嫉妬してるんやって」と叔母は言う。

ま、確かにわからんでもないが（　＾ω＾）えへえへ・・・

で、先程の言葉が生きてくる。

「母は娘が100％幸せだと般若になる。」

うーん、納得。

自分が満たされてない母親は余計にそう思うらしい。

普通の母親でも、娘が成長するのを喜ばしく見る反面、それに反比例して自分は老いていくので多少なりとも娘の若さに嫉妬するらしい。

山岸涼子が「鏡よ鏡」という作品でそのことを書いてます。

美人女優で愛人も数多くいる母と、その娘でありながら太って醜い娘。

母はそんな娘を蔑むことしか出来ないが、実は娘の若さに嫉妬していた。

娘はそんな自分のことしか愛せない母に見切りをつける。

そして、母の数多い愛人の中でも、母が特に執着を持っていた愛人の元へ行く。

ダイエットに成功し、美しくなった娘。

娘にも愛人にも去られ、嫉妬や憎悪が心に渦巻いている母。

それでも母は毎日鏡に問いかける、「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰？」

ゾゾゾっとする話。

これがいわゆる「境界性人格障害」「自己愛性パーソナリティ障害」。