今日の出来事
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昨日、行ってきました「アルジェの男」。
月組でトップは霧矢大夢さん(きりやん)。 段々と組とトップを覚えてきたぞー!!(・∀・)ニヤニヤ 初演は1974年でツレちゃん、再演は1983年、ミネちゃん。 ミネちゃんのトップお披露目公演でありながら、この再演の記憶がさっぱりないんだけど? と思っていたら、どうやら東京のみの公演だったそう。 初演ツレちゃん版は見ました。 ツレちゃんの相手役だったエビちゃんが辞めた次の公演で、相手役を決めずに公演を行なったので相手は娘役3人ということだそう。 その中でもポジション的に一番重要な相手役はいたので、今回はトップ娘役さんはその役を演じています。 街のチンピラ、ジュリアン・クレールが野心を持ってのし上がって行き、あともう一歩というところで悲劇が襲う、といった話。 最後は悲劇ちゃあ悲劇なんだけど、ま、身から出たサビというか、そんな感じ。 ジュリアンに同情の余地なし、な話。 初演観たときは子供でしたが、「それにしても勝手なヤツ(ジュリアンが)やな~ヽ(`Д´)ノ」って 思った記憶あり。 今回観てどう思ったか、というと…全く同じことを思いましたわ( ゚ Д゚)(゜д゜)ポカーンって感じ。 のし上がるために女を利用してたくせに、最後になって「本当に必要なのは愛なんだ」とか調子のいいこと抜かすヤツなんだわ。ジュリアン・クレールは! まずチンピラ時代の恋人サビーヌ。このサビーヌが相手役だからか、最初っからお嬢様ちっくな人なのよ。 もうちょっとはすっぱな感じにしないとアカンのちゃうんかい?と思ってんけど、一緒に行ったお友達は「トップ娘役には下衆な女を演じさせたらダメやから」と諭されました┐(´ー`)┌ 次に、チンピラのジュリアンをスカウト(?)する総督の娘エリザベートが登場。 はなっからジュリアンを見下しているタカピーなお嬢様なのに、段々とジュリアンに惹かれ、とうとう自分から告白してしまう。 パリの社交界で顔を利かす婦人の姪にあたる娘、盲目のアナ・ベル。 恋もしたことのないうぶなアナ・ベルに言い寄り、その気にさせといて、平気で二股かけるジュリアン。 それでアナ・ベルは自ら命を断ってしまう゚(゚´Д`゚)゚可哀想すぎます~(;>_<;) そんな血も涙もない男が、自分をゆすっていたチンピラを殺したサビーヌによって真実の愛に目覚める、ってんなアホな(゚Д゚) サビーヌはジュリアンのために殺人を犯し、さかのぼって、ジュリアンが野心を持ってパリの都会に移ったあと、こっそり後を追って自分もパリに行き、ジュリアンの活躍を影から見守っていこう、って健気っちゃあ健気、ストーカーといえばストーカー(('∀`) ラストもあまりない終わり方です。 二人で逃げるところまで逃げようと、飛行場まで逃げたところで、アナ・ベルの従者だったアンリに撃たれるジュリアン。 倒れたジュリアンにすがるサビーヌ。 ここで幕がスルスル降りてきて「えっ?!」って呆気にとられましたわ。 普通、死に際に台詞言うとか、天使が出てきてひらひら踊るとかあるんやけど、一切なし。 大昔の演出にしろ、今もこんな終わり方ないよね。 さすが柴田先生! ん?それにしても何故今こんなに柴田作品の再演がが多いんだろう? 今年観た「誰が為に鐘は鳴る」もそうだし、10月に全国ツアー公演(今は全ツと言う。地方公演とは言わない(*´∀`*)は「小さな花がひらいた」だし。 再演ものばかりじゃ若手演出家が育たないだろーとも思いつつ、嬉しくもある。 PR |
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女性
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1962/08/08
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